お金がなくても海外生活できて語学も身に付けられる魅力たっぷりの「オペア」のお仕事

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こんにちは!旅する自由人、AYA(@ponvoyage)です。

 

先日こんな記事を書きました。

www.ponvoyage.com

 

タイトルの通り、安月給でお金がなかったわたしが、海外に行こうと決心して半年後にはフランスでの生活をスタートさせた方法「オペア」について書きました。

読んでくださった方や、「こんな方法があるなんて知らなかった。これならわたしも海外に行けそう!」と言ってくれた方がたくさんいました。嬉しい!

 

でも、前回の記事では「オペア」という方法があるよ、とさらっと触れただけで、

  • 「ベビーシッターすることはわかったけど、具体的な仕事内容はどんな感じなの?」
  • 「お給料はどれくらい?」
  • 「ビザの申請方法は?」

など、まだまだ謎が多いとおもいますので、今回はそういった部分を詳しく書いていきたいと思います。

 

 

オペアの基本情報

オペアの定義

オペア(Au Pair)は一般的には、海外ホームステイをし、そこに住んでいる子供のベビーシッター或いはナニーとして保育をしながら、ホストファミリーから報酬をもらって生活し、現地の学校(コミュニティ・カレッジ)などに通い他国のオペアと国際交流をしたり文化交流をすることの出来る、日本ではまだ新しい留学プログラムである。

引用:オペア - Wikipedia

 

お金がない若者(学生)を、語学の習得を目的としてもっと海外に行かせよう!というプログラムです。

住まわせてもらって、食事も提供してもらい、ベビーシッターしてお給料をもらう。学校にも通える(ファミリーによっては学費負担もあり!)。

オペアビザの場合、規定により健康保険もファミリー負担と決められている国もあります!

 

極端な話ですが、住む家も、お仕事・お給料ももらえることが決まっているので、要は航空券とビザさえあれば、海外生活がスタートできるんです! 

 

オペアをするのに専門的な資格はいるの?

わたしが「日本では幼稚園教諭・保育士として働いていた経験があって、フランスではベビーシッターをしていた。」というと、「だからか〜」という人がいますが、基本的にはオペアをするのに保育士資格や幼稚園教諭免許は必要ありません。

保育には全く関係のない仕事をしていた人や社会人経験のない学生さんでも、オペアをすることができます。

 

しかし、アメリカでオペアをする場合だけは例外で、200時間以上の保育経験が必要になります。そのため、保育園などで働くことになります。

 

また、自動車運転免許を必須とする家庭が多くあります。子どもの送り迎えに車を必要とするためです。わたしも、国外運転免許証を取得し、車で送迎をしていました。

 

オペアがシッターする子どもの年齢と数

そのファミリーによってまちまちです。

生まれたての赤ちゃんをケアする場合は、ある程度の専門知識や経験が必要になってくるかと思います(絶対ということではありません)。

小学校の大きな子どもを見る場合もありますが、日本と違い、海外では小学校卒業まで学校の行き帰りに大人の送り迎えが必要な国が多いためです。

 

また、一人だけではなく、きょうだい全員をシッターしなければならない家庭もあります。

 

わたしは3歳・5歳・8歳、合計3人のシッターをしていました。

 

オペアの仕事内容

  • 子どもたちのお世話(学校の送り迎え、遊ぶ、宿題のお手伝い、食事、寝かしつけなど)
  • 簡単な家事のお手伝い

 

くらいがどこの国でも基本かなと思います。

ただ、食材や日用品の買い物をしてほしいという家庭もあれば、家事は一切しなくてもいいという家庭もあったりと、本当に様々です。

 

オペアの勤務条件とお給料

  • 勤務期間は3ヶ月以上12ヶ月未満(2年まで延長可能な場合あり)
  • 住居費・食費はファミリー負担
  • 報酬は1ヶ月200〜350€程度(日本円で26000円〜45000円程度。*2017年8月6日のレート)
  • オペアビザの場合、週に10時間、語学学校に通う。
  • 週に最低1日はお休みがもらえる。

 

報酬や休みなどは国の規定で定められており、その通りに支払う家庭と、そうではない家庭があるので、事前によく確認してください。(AYAがオペアした時は時給で支払われていました。)

 

報酬の他に、携帯電話や市内の定期券を支給してくれたり、語学学校の費用往復または片道の航空券を支払ってくれる家庭など様々です。

 

また、AYAは有給休暇もありました。

 

オペアとして働く期間

基本的には長期滞在のビザを取得してから行くので、1年〜2年です。

オペアビザの場合は2年まで延長可能な国があります。

 

また、短期(バカンスの間だけなど)の募集もあります。

 

ファミリーを探す

オペアとして働きたい!と思ったら、まずは働く先のファミリーを見つけます。

大きく分けて2つの探し方があるので、紹介します。

 

エージェントを通して探す

オペアとファミリーをつなぐマッチングサービスを行っているエージェントに登録し、紹介してもらい決定する方法です。

 

エージェントを通す場合、渡航後に困ったときでも助けてもらえるなど、アフターケアがきちんとしていますが、そのぶん高い金額を払わなければいけません

 

渡航先でのトラブルや、ファミリーと合わなかった場合などが不安な人は、エージェントを通して見つけるといいと思います。

 

アメリカでオペアをする場合はエージェント登録が必須

アメリカでオペアをする場合は、ビザ発行のために

  • エージェントを通すこと
  • 保育経験

が必須となります。

 

自力で探す 

お金をかけずに、自分でマッチングサイトを利用してファミリーを探す方法です。

AYAは実際にこの方法でファミリーを決定しました。

 

AYAの使っていたマッチングサイト

Find Au Pair | Find your Au pair or host family here

Au Pair Jobs | Be an Au Pair | Hire an Au Pair > GreatAuPair.com

 

サイトは全て英語なので根気がいりますが、お金に余裕のない人はこの方法がオススメです!

 

サイトに自分の基本情報を登録し、自分に合った条件でファミリーを探し連絡を取ることができます。

 

ちなみに、AYAは話せる言語が日本語のみでヨーロッパに行きたかったので、ヨーロッパで、子どもと接する言語が日本語希望のファミリー、という条件で検索をかけました。

 

オペアとして働くためのビザ

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ファミリーが決定したら、その国に行くためのビザ申請です。

フランスしか行ったことがないため、フランスの場合で書きます。

 

ワーキングホリデービザ

実際にAYAがつかった方法です。

その国のワーキングホリデービザを申請し、入国してオペアとして働きます。

 

ワーホリビザの申請条件(国によって若干の違いあり)は

  • 日本国籍であること
  • ビザ申請時に30歳以下であること
  • 1年間分の健康保険料を支払えること
  • ある程度の貯蓄があること

などがあげられます。

 

※ビザ申請の際にオペアとして働くことを言ってしまうと、ビザがおりない場合もあるようです。

 

ワーキングホリデービザのメリット

  • オペア以外にも仕事ができる

 実際に、わたしも途中からオペアの他に週2のアルバイトをしていました。

 

ワーキングホリデービザのデメリット

  • 1年が終われば必ず帰国しなければならない

他のビザへの書き換え(就労ビザ・学生ビザ・配偶者ビザなど)が一切できません。

 

オペアビザ

オペアとして働くことを目的としたビザ。

申請条件は

 

  • 17歳〜30歳までの若者。
  • 子どもがいないこと
  • 以前にオペアビザを申請していないこと
  • 日本で高校を卒業していること

 です。 

 

 オペアビザのメリット

  • ビザ申請時の経済証明(まとまったお金を持っているのでしばらく仕事しなくても大丈夫ですよ、という証明)がいらない。
  • 1年間の延長可(最大2年間滞在可能)。
  • 日本に帰国せずに他のビザ(就労ビザ、学生ビザなど)に書き換えが可能

 

長く滞在したい人にはオススメです!

 

オペアビザのデメリット

  • 語学学校へ通うことが必須。
  • オペア以外の仕事ができない。

 

語学にそこまで思い入れがない人にとっては、少々つらいかも。

 

 

実際にオペアをやってみて感じたこと

安心感がある

たとえお金がなくなっても、帰る場所と食事はあります。海外で生活していく上で、この上ない安心感です!

わたしのホストマザーは料理上手だったので、いつも食事が楽しみでした。

 

語学を学びたいなら最高の環境

そのファミリーの家族構成や子どもと何語で関わるかにもよりますが、外国語を学んだり、会話力をアップさせたいなら環境的には最高です!

 

わたしは、当時日本語しか話せなかったので、「子どもとは日本語で接してください」というファミリーを見つけましたが、ホストマザー、ホストファザーとは英語で接してもらいました。はじめは言われていることの半分も理解できませんでしたが、少しずつ会話力も身につきました。

 

思った以上に休みがあり、たくさん旅行に行けてハッピー!

お休みは基本的に土日だったのですが、フランスといえばバカンス!!

4月に1週間、7・8月で合計約6週間、年末に3週間ほどのバカンスをもらいました。あまり内容は理解していませんでしたが、どうやら有給休暇だったようで、普通にお給料もいただきました!

 

そして、フランスは西ヨーロッパのど真ん中なので、飛行機を使えばたいていの周辺国は2〜3時間ほどで、さらにLCCがかなり飛んでいるので、安価で行くことができます。

 

わたしは1年間のワーホリ期間中に

  • スペイン
  • デンマーク
  • ベルギー2回
  • ハンガリー
  • オーストリア
  • チェコ
  • イタリア
  • モロッコ
  • ドイツ
  • イギリス

 

に旅行に行きました!いい思い出です♡

 

ホストマザー・ファザーとの教育に対する考え方が違った

これは、わたしが保育経験者だから強く感じたことかもしれないのですが…。

 

両親が子どもに対して何よりも大切にしていることが「教育」でした。

もちろん、それを悪いことだとは思いませんが、子どもたちをみていると、教育よりも先に大切なことがたくさんあるのに、と歯がゆかったです。

たとえば「食事のマナー」「他人への思いやり」など…。

 

両親に怒られるのは勉強・宿題や習い事を怠けた時。両親よりもオペアと過ごす時間の方が長く、明らかに愛情不足なのがみてとれる子どもたち。自分の好きな遊びをする時間もなく、宿題や習い事の練習に追われる毎日。

 

「日本語を教えてほしい」と頼まれていましたが、そんな子どもたちの姿を見て日本語を教える気にはなれず。でも、それが両親は不服だったかなと思います。

 

オンとオフの切り替えが難しい 

これは、気にしない人もいるかもしれませんが、わたしは少し悩みました。

なぜかというと、「家」と「職場」が同じだからです。

 

仕事のスケジュールは、朝8時半〜、〜18時まで。などときっちり決められていましたが、たとえば仕事前に朝ごはんを食べにキッチンに行ったとすると、子どもたちといっしょにご飯を食べ、仕事の時間外なのに食事や着替えや学校へ行く準備を手伝うことになったり。18時に仕事終了なのですが、そのあとに家族と夜ご飯なので、食べたあとになんだかんだ遊んだり寝る準備の手伝いをして仕事っぽくなったり…。でも時間外は、ホストマザーに頼まれた時以外はお給料は出ません。

 

「子どもといっしょに遊ぶ」って、何気ないことだけど、昼間はお給料が発生してるのに夜はしないとか、少しならいいかもだけど、どこかで区切りをつけないときりがないなって。だけどその区切りをつけるのも、一度遊び始めると難しいし…。

 

朝ごはんは子どもたちを学校に送ってから食べる。夜ご飯のあとは、よほど時間がある時以外は食べたらさっと自分の部屋に戻る。を、徹底していました。

 

おわりに

「オペア」についての基本情報でしたが、どうだったでしょうか?

「語学留学」や「海外生活」がしたい!!だけど、ちょっと資金面が不安…という方に、オペアはぴったりだと思います。

 

規定通りだとお給料は少ないですが、たまにびっくりするほど好条件なオペアの募集もあるんですよ〜!

 

この記事を読んで、一人でも多くオペアに興味を持ってくれる人が増えたらいいな。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

AYAでした!