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【オペア】安月給・貯金なしだったわたしが、思いついてから半年でワーホリに行けた理由とその方法

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こんにちは、AYA@ponvoyage)です。

もうだいぶ昔の話になるのですが、フランスのパリ郊外でワーホリをしていました!

ワーホリというと、「めっちゃくちゃお金かかるんじゃ…!?」というイメージを抱いている方が多いと思います。

[chat face=”6AYA10.jpg” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 実際、わたしもそうおもっていました![/chat]

今はそうでもないのかもしれませんが、8年ほど前はオーストラリアのワーホリでも 200〜300万円くらいの資金を用意するべき! と言われていたんですね。

まだ20代なかばで安月給だったのでそんな貯金があるわけもなく、自分がワーホリで海外へ行くなんて1ミリも考えたことがありませんでした。

そんなわたしがあることをきっかけに「ワーホリで海外に住むぞ!」と決意し、その半年後にはフランスへ渡りました!

[chat face=”6AYA5.png” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 思いついてから渡仏まで、ほんとうにあっという間でした![/chat]

この記事ではわたしがお金がなくてもフランスに住む手段となった【オペア】という仕事について、ひとりでも多くの方に知ってもらいたいので詳しく書いていこうとおもいます!

  • あまり貯金がないけど、海外生活を経験したい
  • ワーホリに興味があるけど資金面で不安がある
  • 語学留学ではなくただ海外生活に憧れがある

こんな方にはおすすめの情報になっているので、ぜひ読みすすめてくださいね!

目次

ワーキングホリデー(ワーホリ)について

ワーキングホリデーってそもそも何?

もしかしたら、ワーホリっていったい何?聞いたことはあるけど詳しくはよく分からない、という方もいるかもしれません。簡単に言うとこんな感じです。

ワーキング・ホリデー (英語Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳、26歳、29歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。

原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。

引用:Wikipedia

というものです。

要は、一定期間居住国を日本以外のどこかに定め、そこで暮らしながら働いたり遊んだりできるというシステムです。

日本人がワーホリできる国一覧

先ほどの引用にもあるように、どの国でも自由にできるというわけではなく、日本と相手国が協定を結んでいることが大前提です。

現在日本人がワーホリできる国は下の26カ国で、わたしはフランスへ行きました。

オーストラリア カナダ ニュージーランド フランス
イギリス アイルランド ノルウェー 韓国
ドイツ デンマーク 香港 台湾
ポーランド ポルトガル スロバキア オーストリア
ハンガリー スペイン アルゼンチン チリ
チェコ アイスランド リトアニア スウェーデン
エストニア オランダ

ワーホリの期間と申請条件

ざっくりとこのような申請条件です。

  • ほとんどの国で「30歳まで」の年齢制限がある
  • 原則、1カ国につき一生で一度しか申請できない
  • ほとんどの国のワーホリビザの期間は1年間(国によって延長可能)

すごくポジティブにとらえると、30歳までに毎年違う国でワーホリすることも可能ですね…!

ワーホリに行く前のAYA

24歳・社会人5年目の2011年8月、悩んでました。

当時24歳で、地元の幼稚園で働いて5年目でした。

仕事自体はすごく楽しくて、もっと続けたい!とおもう気持ちと、ここではない全く違う場所で、全く違うことに挑戦してみたい!とおもう気持ちが半々くらいで、すごくモヤモヤしていました。

安月給で貯金なし

みんなだいすきお金の話。

けっこう驚かれますが、「北海道の幼稚園教諭・保育士」って首都圏と比べるとほんとうにお給料が低いんです。

わたしの当時のひと月の手取りは、約12万円 でした。

ボーナスはきちんと出ていたことと、実家暮らしだったので少しずつ貯金はしていたのですが、旅行やもろもろにお金をつぎ込んでいたこともあり、まわりにいる同年代の子たちよりも貯金は少ない方だったとおもいます。

海外に行ったことがなかったし、住むなんて夢のまた夢だった。

海外。

というと、当時「いつか旅行してみたい」というようなぼんやりとした憧れはあったものの、自分とは無縁だとおもっていました。

英語はまったく話せないし、旅行ですら海外に行ったことがなかったし、お金もないし。

当時知り合いが300万ほど貯めてオーストラリアへワーホリを決めたのですが、ほんとうに雲の上のできごとで、羨ましいとおもったりとか海外生活を夢に見ることすらなかったです。

でも、そんなわたしの考えが一瞬にしてひっくり返る運命の出会いがあったんです!

退職を一瞬で決めた、運命のような【オペア】との出会い

もやもやしていた2011年の8月に、偶然「1ヶ月後にワーホリでフランスへ行く」という30歳の女性に出会いました。

わたしのまわりには海外へ長期で住みに行くひとなんてまったくいなかったので胸が高鳴り、詳しく教えてください!と頼みました。

その女性は、フランスでの仕事は【オペア】だと教えてくれたのですが、そのオペアとはなんなのか詳しく聞いた瞬間、手が震えるほどの衝撃を受けた んです!

オペアについて

オペアオーペアau pair)は外国にホームステイして現地の子供の保育家事をする見返りに滞在先の家族から報酬をもらって生活する留学制度のことである。オーペア、マザーズヘルプとも言われる。滞在先の家族は人を雇う金銭的余裕が必要なので、オペア受け入れの制度は先進国で浸透しているケースが多い。

引用:オペア~Wikipedia

 

要するに、お金がない若者(学生)をもっと海外に行かせよう!というプログラムです。

オペアビザ・もしくはワーホリビザなどの長期滞在ビザを使って滞在します。

  • 家族の一員として住まわせてもらう
  • 食事の提供あり
  • 語学学校に通える(ファミリーによっては学費負担も!)
  • ベビーシッターをしておこづかいをもらう

どうですか…?素晴らしくないですか…?

わたしは、この話を聞いたときに、ほんとうにガタガタ手がふるえて、胸がドキドキ鳴り止みませんでした。

極端な話ですが、住居も食事も与えてもらえるので、航空券とビザさえあれば海外での生活がスタートできる んですよ、オペアって!

なので一般的にワーホリに必要だと言われている貯金額を満たしていなかったわたしに、この方法はぴったりでした。

「これだ!この方法でぜったいに海外に住む!」と心に決めた瞬間、今でも忘れられません。

オペアについての補足

この記事では、わたしが【オペア】という手段をつかって【ワーホリ】したことを書いていますが、基本的にはオペアとワーホリは別物です。

ホストファミリーのわたしの前のオペアさんがワーホリビザで渡仏していたこともあり、わたしもワーホリビザを取得するようファミリーから指示されましたが、年齢が許すのであればオペアビザの取得も可能 です。

フランスのオペアビザの年齢制限は26歳で、ほかにもいろいろな規定がありますが最大2年まで延長可能!

オペアビザの取得はホストファミリーとの連携が必要で、語学学校やおこづかいなどの面でその国の規定に従う必要があります。

国によってオペアビザがあるかないかはそれぞれです。

たとえばアメリカは【オペア】はあっても【ワーホリ】はありません。

また、オペアをすると決めて渡航するとそのビザの期間はずっとオペアとして働くので、他にやりたい仕事がある人・仕事をしないで海外でのんびりしたい人には不向きかなと思います。

ワーホリを決意してから、半年後には海外へ

実際にオペアしていたファミリーの子どもたち。

今はすっかり大きくなっているとおもいますが、元気かなあ。

ホストファミリー探し

オペアを利用して海外で生活する!と決めたので、まずは肝心のホストファミリー探し。

自分が住居をおき、ベビーシッターをする場所を探します。

オペアの需要がある国は、先ほどの引用にもあったように先進国ですから、アメリカ・オーストラリア・西ヨーロッパなどが多いです。

完全に外国人のファミリー・夫婦どちらかが日本人で子どもと日本語で接してほしいというファミリーまでさまざま。

英語を学びたい!とおもっている方は英語圏で探すのがベストかとおもいます。

わたしは日本語以外の言語がまったく話せなかったことと、ヨーロッパに行ってみたかったのでそのふたつの条件にしぼって探しました。

その結果、パリのファミリーがヒットしマッチングしたという流れです。

[chat face=”6AYA5.png” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] そう…たまたまなんです、フランスに決まったの!(笑) [/chat]

ふつうであれば自分が学びたい言語を話す国や、好きな国などで絞るとおもうのですが、わたしはそういうのがまったくなかったので、ヨーロッパならどこでもいいや〜というスタンスでした。

今となってはフランスでよかったけどね♡

渡航先の決定とビザ取得

ぶじにファミリーが決定し、実際にフランスのワーホリビザ取得に向けて動き出したのが2012年の1月中旬。

最終的にこのファミリーに決まるまで、べつのファミリーと面接をしたりとなかなかスムーズにはいかなかったので、ファミリー探し開始から決定まで4ヶ月ほどかかりました。

フランス大使館にビザ取得の書類を提出しに行ったのが3月のはじめ。

そして、ビザが自宅に送られてきたのは、なんと 渡仏の1週間前 でした!

[chat face=”unnamed-e1552800686618.png” name=”AYA” align=”left” border=”gray” bg=”none”] ぎ、ぎりぎり…! [/chat]

渡仏前に使った準備金と渡仏時の所持金

【安月給で貯金なし】と書きましたが、それでも渡仏にお金はかかります。

大きく分けるとこれらの費用が必要でした。

  • 航空券代:往復で15万円前後
  • 海外旅行保険(1年分):10〜15万円前後
  • 住民税の支払い:8万円くらい(人によります)

ほかにも、ビザ申請の際にまとまった金額の貯金証明が必要だったり、国によりますが大使館が遠い場合はその往復代金も必要です。

また、渡仏時の所持金は日本円で15万円をユーロに替えて持って行きました

それ以外は、ほぼすべて向こうで働いたお給料でやりくりしました(旅行のフライト代のみクレジットカード払いで日本の口座から引き落としていました)。

1年間で西ヨーロッパ諸国を中心に旅行しまくったり、友だちと一緒にごはんを食べに行ったりもしましたが、もらえるお給料でなんとかなりました!

ざっとですが かかったお金は50万強 と、一般的に言われている数字よりもはるかに低いので、これなら行ける!という人も多いのではないでしょうか?

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もっとオペアを知ってもらい、海外へ行くひとを増やしたい!

「海外なんて無縁」とおもっていた田舎者のわたしが、フランスに住んでみてよかったのが広い世界やいろいろな生き方を知ることができたこと。

べつの国や環境で育ったひとたちと関わり会話して、とても世界が広がりました。

フランスに住んでみてもそうなのですが、「世界一周」から帰ってきてさらに「もっと海外に行ってみてほしい」とおもうようになりました。

ここにはあまり詳しく書きませんが、海外を知るという意味でもそうだし、海外に出てみて「外側から見た日本」を感じてほしい!

海外に興味がある・留学したいと思っていても、もし【お金】が理由でそれを諦めているとしたら、【オペア】の存在を知ってほしいし、思い出してほしい!

だって実際にお金がなかったけど海外生活できた人間がここにいるんだから!

まとめとおしまい

海外に住むなんて夢のまた夢だと思っていたけれど、あのとき自分の直感に従ってすぐに退職と渡航を決意してほんとうによかったなとおもっています。

あのときフランスへ行ってなかったら、出会わなかった人たちがたくさんいるし、いまのパートナーとも出会ってない。

そしたらぜったいに実家を出ていなかっただろうし、世界一周に行きたいともきっとおもわなかった。

ブログも絶対にはじめてないとおもう。

変わらないのは、ずっとわくわくしているということ。

退職を決めてフランスへ行った時も、世界一周したときも。

そんなわくわくを、一人でも多くの人に感じてほしいな。

この記事を読んで、オペアについて少しでも興味を持ってくれた人がいたらいいな。

わたしも、これからもずっとわくわくしながら生きていきたいな…そうおもいます。

オペアについてもっと詳しく知りたい!という方はこちらの記事も読んでね。

みなさんの旅がいいものになりますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました。AYAでした。

この記事を書いた人

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