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【フランス】 元パリ在住者が教える!パリで実際にあるスリの手口とその対策まとめ

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パリのスリの手口まとめ

こんにちは!旅する自由人、AYA(@ponvoyage)です。

すこし前の話になりますが、AYAはパリに住んでいたことがあります。

住んでいた時の経験や得た情報を形に残したいな…とおもい、初めてパリに旅行に行く人のために、パリ旅行に役立つ記事を書いています。

今回は、よく聞かれる「パリのスリ」について書きたいと思います!

この記事をしっかり読んでスリに気をつけて、楽しいパリ旅行を〜!

目次

はじめに

パリと言うと、おしゃれで可愛い観光地としてだけではなく、残念なことにスリが多くて有名です。

よくガイドブックに書かれていたり、インターネット上で有名なのは「署名して!と数人の子どもに囲まれよくわからないうちに盗られてしまった」とか、「数人の子どもに話しかけられているうちに気がついたら盗られていた」とか。

でも、こういうのは、はっきり言って序の口かなと思います

これは本当によくある手段なので、「あ、来たな」と思ったらはっきりNOと言って、しつこければ手で振り払っていいと思います。

スリはこういった有名な手口だけではなく、ありとあらゆる手段で貴重品を盗もうとしてくるので、油断は禁物です…!

3つのスリ対策

狙われない格好をする

パリというと、おしゃれをして行きたい人も多いと思います。それね、すっごくよくわかる…!可愛い服を着てパリの街を歩いて、エッフェル塔の前で写真とか、わたしも撮りたいもの。

だけど、パステルカラーのお洋服や、ひらひらしたスカートなどの日本のおしゃれは海外ではあまり見かけないので、歩いているとすぐに日本人観光客だとわかってしまうんですよね。なんてこった。

靴もそう。ヒールで歩くパリジェンヌってあまりいない気がします…。

わたしはいつも、パリジェンヌにとけこめるように、Tシャツ+ジーンズ+スニーカー、というようなシンプルな服装で歩くことにしています。

隙を見せない

よく「かばんは前に持つ」と言われますが、これはほんとうです。

一瞬でもかばんを体の後ろに持とうものなら、一発でやられます。

実は、お恥ずかしながらわたしも一度だけやられてしまったことがありまして…。あれは、パリのソルド(夏と冬にあるセール)の初日、ブティックにて。気をつけてはいたのですが、デニムを手に取ったほんとうに一瞬の隙をつかれてお財布を盗られました。ショックだったなあ…。

ポケットには何も入れない

お財布はかばんの中だけれど、携帯電話はポケットの中。

日本だと、そういう人は多いと思います。わたしも上着を着る季節はポケットに入れることが多いです。

でも、海外ではスリの手はポケットの中にも伸びてきますので、何も入れないのが正解です。

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実際にパリで遭遇したスリの手口

それでは、実際にパリで暮らしていて遭遇した、または見かけたスリの手口をご紹介します。

(※あくまでケースバイケースです。ここに書いていない手口もありますので、自分の荷物はきちんと自分で守りましょう!)

改札を通る時に盗る!

実際に、この手口で友だちがiPhoneを盗られてしまいました。

パリは、電車でもメトロでも、改札を通る時に体をぴったりとくっつけて無賃乗車する人が非常に多いんです。無賃乗車だけならまだいいのですが、友だちはそのぴったりくっついていた時にポケットに入れていたiPhoneを盗られてしまったそうです。

ポケットには何も入れない、これ鉄則です!

手に持った上着で隠して盗る!

混んでいるメトロなどに乗るときはこういう人、とくに集団に要注意!

混み合った車内で、さらに持っている上着でこちらのカバンを隠し、中身を盗るという手口なので十分に注意してください。

具合が悪いふりをして盗る!

これは実際に友人たちと何人かでメトロに乗っていた時に遭遇しました。

ひとりの女性が、少しずつ体を折り曲げて何やら具合が悪そうにしだしました。その女性の隣にはわたしたちの友人がいたのですが、別の友人が「ちょっと離れて」とその友人と具合が悪そうな女性を離すと、すぐにぱっと何事もなかったように起き上がったんです…!

具合が悪そうにしながら、友人のカバンから何かを盗ろうとしていたに違いありません!実際、友人のかばんは小さいトートタイプで、自分の前に持たずに少し危機感のない感じでした。こういう隙を狙ってくるので気をつけましょう。

後ろから近づいて堂々と盗る!

とくに、メトロなどのドアが閉まる時が狙われやすいです。

実際に、メトロのホーム内で3人で仲良く話し込んでいた女の子のうちのひとりが、メトロがきて乗り込もうとする直前にかばんに手を入れられそうになっていました。そのときは、気づいた人がスリの手を持って止めたのですが、彼女は「え?なに?なんなの?」とすっとぼけてメトロに乗り込み行ってしまいました。

日本ではよく見る光景ですが、メトロの入り口付近で携帯をいじるのも危険です。

話しかけて気を取られているうちに盗る!

これもよくやられたと話を聞きます。

なにやら気さくに話しかけてきて、話に気を取られている間に、仲間がかばんなどを盗る、という手口です。実際に友人も被害に遭っていました。

TGVなどの、席が決まっているような電車内でもよく起こっています。

話してもいいとは思いますが、貴重品はしっかり持っていましょう。

老人が気を引いて子どもが盗る!

老人と子どもはあくまでたとえですが、こちらもグループの犯行。

メトロの中などで、誰かが大きい声を出したりして周囲の気をひきつけ、その間に仲間がさっと貴重品を盗る、というスタイルです。なので騒いでいる人がいても、自分の荷物をしっかり持って、平静を装いましょう。

スリの見分け方

パリにうじゃうじゃいるスリ。子どもたちが署名して!と紙を渡してきて書いている間にすられる…など、子どものスリはけっこう聞く話ですが、若い女の子も多いんです!

とくに多い場所はメトロや電車の駅、ホーム、車内。主要な駅では日本語で「スリにお気をつけください」とアナウンスが流れるほど!

例えば、冬のメトロの車内で、ダウンジャケットなど、かさばる上着を脱いで手にかけている子などは要注意!!ターゲットに近づいてその手に持った上着でうまく隠し、バッグから財布などを盗んでいく可能性があります。

実際にあったのは、わたしが友だち数人とメトロに乗っていた時に、友だちのすぐそばでまるで具合が悪いかのように体をおりまげ、倒れそうにしていた女の子がいたんですが、うつむいた顔のあたりに友だちのバッグがあったので何かおかしいと思い、その女の子から友だちが離れると、女の子はなんでもなかったように姿勢を戻した…なんてこともありました。具合が悪い風に装って何か盗ろうとしていたんでしょうね。こんな人もいるので、気をつけてくださいね。

おしまい

いかがでしたでしょうか?

ここに書かれていないような手口もあるかもしれませんが、自分の手でしっかりと貴重品をつかんでおけば、怖いこともないかと思います。でもでも、気が緩んだ時が一番危険なので、「ここはスリがいる国」ということは忘れないでくださいね。

みなさんの旅が良いものになりますように。

最後まで読んでくださってありがとうございました!AYAでした。

この記事を書いた人

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