安月給・貯金なしだったわたしが、思いついてから半年でワーホリに行けた理由とその方法

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こんにちは!旅する自由人、AYA(@ponvoyage)です。

 

ブログのプロフィールにも書いているんですが、わたしは2012年4月から翌年の4月まで、1年間フランスでワーキングホリデー(通称ワーホリ)していました。

 

ワーホリというと、多くの人が「ばく大な準備金が必要」というイメージを持っていると思います。実際、わたしもそうでした。1年行くのに、「200〜300万程度は必要」だと。なので自分がワーホリで海外へ行くなんて考えたこともありませんでした。貯金、全然持っていなかったので。

 

そんなわたしがあることをきっかけに「ワーホリしよう!」と決意し、半年後にはフランスへ渡ったのです。あっというまでした、本当に。

今日はそのきっかけや方法について、ひとりでも多くの人に知ってもらいたいので、詳しく書こうと思います。

 

 

ワーキングホリデー(ワーホリ)についてサクッと知ろう

ワーキングホリデーってそもそも何?

もしかしたら、ワーホリって一体何?聞いたことはあるけど詳しくはよく分からない、という方もいるかもしれません。簡単に言うとこんな感じです。

 

ワーキング・ホリデー英語: Working Holiday)とは、二国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。

原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない

引用:ワーキング・ホリデー - Wikipedia

 

というものです。要は、一定期間居住国を日本以外のどこかに定め、そこで暮らしながら働いたり遊んだりできるというシステムです。

 

どの国でできるの?

先ほどの引用にもあるように、どの国でも自由にできるというわけではなく、日本と相手国が協定を結んでいることが大前提です。

 

現在ワーホリが可能な国は

  • オーストラリア
  • カナダ
  • ニュージーランド
  • イギリス
  • アイルランド
  • フランス
  • ドイツ
  • デンマーク
  • ノルウェー
  • 韓国
  • 台湾
  • 香港
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • スロバキア
  • オーストリア
  • ハンガリー
  • スペイン

この18カ国となっており、わたしはフランスに行きました。

また、今年はチェコやアルゼンチンが協定を結びワーホリでの渡航が可能になると話題を呼びました。

というか、ワーホリ協定国ってこんなにあるんですね?笑

どうしよう、わたしデンマークとかハンガリーとかスペインとか行きたいなぁ。笑

 

ワーホリの期間と申請条件

 

まずはじめに、年齢制限です。

多くの国で申請時の年齢制限があり、そのほとんどが30歳までとなっています。(オーストラリアで年齢制限の引き上げアナウンスがありましたが、現状はまだ何も変更されていない状況です。)

「申請時に30歳」なので、31歳の誕生日の前日に申請することも可能です。

それ以上の年齢になってしまった方は、残念ですが申請はできません。ちなみにわたしはリミットまであと5ヶ月ほど…。悩む。

 

そしてもうひとつ。ワーホリは原則「1カ国につき一生に一度の申請」です。

例えば20歳の時にフランスで1年ワーホリしたとすると、30歳まであと9年あったとしても、もう一生フランスのワーホリはできないということです。

 

ほとんどの国が、ワーホリの期間を「1年」と定めていますが、国によっては、2年だったり、1年延長ができる国もあります。

 

 

さくっとでしたが、ワーホリについての基礎はこれくらいで。

 

ワーホリに行く前のAYA 

24歳・社会人5年目の2011年8月、悩んでました。

当時、わたしは24歳でした。

北海道の地元で、幼稚園教諭として働いて5年目。仕事自体はすごく楽しくて、このままもっと続けたい!と思う自分と、人間関係の悩みなどから、辞めたいなぁ。ここではない全く違う場所で、全く違うことに挑戦してみたいなぁ…と考える自分がいて、すごくモヤモヤしていました。

安月給で貯金なし。

みんな大好きお金の話!笑

びっくりすると思うんですが、「北海道の幼稚園教諭」って首都圏と比べると本当に信じられないくらいお給料が低いんです。というか幼稚園教諭に限らず北海道はお給料が低いです。

わたしの当時の手取りは、約12万円でした。

5年働いてもほぼ昇給はなし。ボーナスはきちんと出ていたのと、実家暮らしだったので、少しずつ貯めてはいましたが、年に数回国内旅行に行っていたし、もろもろにお金をつぎ込んでいたので、まわりにいる同年代の子たちよりも貯金は本当に少ない方だったと思います。

海外に行ったことがなかったし、住むなんて夢のまた夢だった。

海外。

というと、当時ぼんやりとした憧れはあったものの、自分とは無縁だと思っていました。だって、英語は全く話せないし、そもそも旅行ですら海外に行ったことがなかったし、お金ないし…。

冒頭にも書きましたが、海外に住む、例えばワーホリなら必要な準備金は200〜300万。あまりに大きなその金額に、海外生活を夢見ることすらありませんでした。

 

しかし!!!

 

そんなわたしの思いが、一瞬にしてひっくり返る、運命の出会いがあったんです!

 

退職を一瞬で決めた、運命のような「オペア」との出会い

もやもやしていた2011年8月。偶然、通っていた下着のサロンで、「一ヶ月後にワーホリでフランスへ行く」という女性に出会いました。当時、わたしのまわりには海外へ長期で住みに行く人なんて全くいなかったので、胸が高鳴り、詳しく教えてください!と頼みました。

 

その女性は、フランスでの仕事はオペアだと教えてくれました。

そして、オペアとはなんなのか詳しく聞いた瞬間、手が震えるほどの衝撃を受けたんです!!

 

オペアってなに?

オペア(オーペア、Au Pair)は一般的には、海外ホームステイをし、そこに住んでいる子供のベビーシッター或いはナニーとして保育をしながら、ホストファミリーから報酬をもらって生活し、現地の学校(コミュニティ・カレッジ)などに通い他国のオペアと国際交流をしたり文化交流をすることの出来る、日本ではまだ新しい留学プログラムである。オーペア、マザーズヘルプとも言われる。ホストファミリーは主に富裕層になるので、オペア受け入れの制度は先進国で浸透しているケースが多い。

引用:オペア - Wikipedia

 

要は、お金がない若者(学生)をもっと海外に行かせよう!というプログラムなんです。

住まわせてもらって、食事も提供してもらい、ベビーシッターしてお給料をもらう。学校にも通える(ファミリーによっては学費負担も!)。

 

どうですか?

…素晴らしくないですか!?

 

わたし、この話を聞いた時に、ほんとうにガタガタ手が震えて、胸がドキドキと鳴りやまなかった。「これだ!わたしはこの方法で絶対に海外に行く!」と心に決めた瞬間、今でも忘れられません。

 

極端な話ですが、要は航空券とビザさえあれば、海外での生活がスタートできる訳です、オペアって。

 

なので一般的にワーホリに必要だと言われている貯金額を少しも持っていなかったわたしに、この方法はぴったりでした。

 

ワーホリを決意してから、半年後には海外へ

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実際にオペアでケアしていた子どもたち。元気かなぁ。

ホストファミリー探し 

ワーホリすると決めたので、まずは肝心のホストファミリー探し。自分が住居をおき、ベビーシッターする場所を探します。

 

オーペアの需要のある国は先ほどの引用にもあるように、「先進国」ですから、アメリカ・オーストラリア・西ヨーロッパなどが多いです。完全に外国人のファミリーから、夫婦のどちらかが日本人で、子どもとは日本語で接してほしい、というファミリーまで様々です。「英語を学びたい」と思っている人ならば英語圏で探すといいと思います。

 

わたしは日本語以外は全く話せなかったことと、ヨーロッパに行ってみたかったのでその2つの条件にしぼって探しました。

 

結果、パリ郊外のファミリーがヒットし、マッチングした。という流れです。

そう、たまたまなんです、フランスに決まったの。笑

 

渡航先の決定とビザ取得

ファミリーが決定して、実際にフランスのワーキングホリデービザ取得に向けて動き出したのは、2012年1月中旬です。

 

最終的にこのファミリーに決まるまで、別の国のファミリーと話をしたり面接したりといろいろあったのでファミリー探し開始から決定まで4ヶ月ほどかかりました。

 

フランス大使館にビザ取得の書類を提出しにいったのが3月のはじめ

そして、ビザが自宅に送られてきたのは、渡仏の1週間前でした!ギリギリ!笑

 

渡仏前に使った準備金と渡仏時の所持金

「安月給で貯金なし」と言いましたが、それでも渡仏にお金はかかります。

大きく分けると

  • 航空券代:往復で15万円くらい
  • 海外旅行保険(1年分):15万円くらい
  • 住民税の支払い:8万くらい

でした。

 

他にも、ビザ申請の際にまとまった金額の貯金証明が必要だったり、国によりますが大使館が遠い場合はその往復代金も必要です。

 

また、渡仏時の所持金は日本円で15万円、それをユーロに替えて持って行きました

それ以外は、全て向こうで働いたお給料でやりくりしました。(旅行の際の航空チケットはクレジットカードで日本の口座から引き落としましたが。)

1年間で西ヨーロッパ諸国を中心に旅行しまくったり、友達と一緒にごはんを食べに行ったりもしましたが、もらえるお給料でなんとかなりました!

 

ざっとですがかかったお金は50万強

一般的に言われている数字よりもはるかに低いので、これなら行ける!という人も多いのではないでしょうか。

 

もっとオペアを知ってほしい!

海外に行く人を増やしたい

フランスに住んでみて、もそうなんですが、「世界一周」から帰ってきてさらに強く思うようになったのが、「もっと海外に行ってみてほしい」ということ。

ここにはあまり詳しく書きませんが、海外を知るという意味でもそうだし、海外に出てみて「外側から見た日本」を感じてほしい!

 

海外に興味がある・留学したいと思っていても、もし「お金」が理由でそれを諦めているとしたら、「オペア」の存在を知ってほしい、思い出してほしい!!

だって実際にお金がなかったけど海外生活できた人間がここにいるんだから。

 

オペアについてはまた別記事で詳しく書いていきます。

 

ちょこっと補足

ここでは「オペア」という手段を使ってワーホリしたことを書きましたが、基本的には「オペア」と「ワーホリ」は全く別物です。そして、国によっては「オペアビザ」も存在し、ワーホリとは違う年齢制限があったり、「オペア」はできるけど「ワーホリビザ」はない国(アメリカなど)もあります。

 

また、オペアをすると決めて渡航すると、そのビザの期間はずっとオペアとして働きます。なので他にやりたい仕事がある人・仕事をしないで海外でのんびりしたい人には不向きかなと思います。 

 

おわりに

海外に住むなんて夢のまた夢だと思っていたけれど、あの時自分の直感に従ってすぐに退職と渡航を決意して本当によかったなと思っています。

 

あの時フランスへ行ってなかったら、出会わなかった人たちがたくさんいるし、いまの彼とも出会ってない。そしたら絶対にいま東京になんて住んでいないだろうし、世界一周に行きたいともきっと思わなかった。ブログも絶対にはじめてないと思う。

 

変わらないのは、ずっとわくわくしているということ。

退職を決めてフランスへ行った時も。世界一周したときも。そして帰国して新しいことをはじめようとしている、いまも。

そんなわくわくを、一人でも多くの人に感じてほしいな。

この記事を読んで、オペアについて少しでも興味を持ってくれた人がいたらいいな。

わたしも、これからもずっとわくわくしながら生きていきたいな。

そう思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

AYAでした!